内視鏡前額リフト
額と眉のたるみ、額のしわ

内視鏡前額リフトは、たるんだ額と下がった眉を引き上げて固定する手術です。ステディ美容外科では、髪の生え際より内側の頭皮を小さく切開し、内視鏡を使って行います。
眉が下がって目元が重たく見える場合や、目を開けるときにおでこに力が入り、額のしわが深くなった場合に検討します。
内視鏡前額リフトの概要
- 手術時間
- 約1時間
- 麻酔
- 静脈麻酔
- 頭の包帯
- 術後1〜2日で除去
- 抜糸
- 術後7〜10日
- 腫れ・内出血
- 1〜2週間
- 日常生活への復帰
- 1週間
併用する手術や個人によって異なる場合があります。
要点
内視鏡前額リフトはどのような場合に行いますか?
内視鏡前額リフトは、次のような場合に検討します。眉が下がって目元が重たく見える場合、目を開けるときにおでこに力が入り額のしわが深くなった場合、額や眉間のしわ、深い鼻根の横じわで印象がきつく見える場合です。眉の位置が上がるとまぶたの上の空間が広がり、目元がすっきり見えることがあります。目を開けるときに額を使うことが少なくなるため、しわが減るのにも役立ちます。
内視鏡前額リフトとはどのような手術ですか?
髪の生え際より内側の頭皮を小さく切開し、内視鏡で血管と神経を確認しながら額の組織を剥離します。その後、たるんだ額と下がった眉を引き上げ、吸収される固定具で固定する手術です。手術時間は約1時間で、静脈麻酔で行います。

内視鏡前額リフトが必要な場合
- 眉が下がって目元が重たく見える場合
- 目を開けるときにおでこに力が入り、額のしわが深くなった場合
- 額や眉間のしわ、深い鼻根の横じわで印象がきつく見える場合
- 眉の下がりとまぶたの皮膚のたるみが同時にある場合
内視鏡前額リフトと眉下切開・上眼瞼切開は何が違いますか?
内視鏡前額リフトは、額全体を引き上げて、下がった眉の位置そのものを高くする手術です。眉下切開は、眉の下の皮膚を切除して、まぶたのたるみを直接減らす手術です。眉の下の皮膚を切除するだけでは、眉の下がりが解消しない場合があります。そのため、眉が下がって額のしわとまぶたのたるみが同時にある場合は、内視鏡前額リフトが適していることが多いです。
| 推奨する手術 | 特徴 | |
|---|---|---|
| 二重の形を変える場合 | 上眼瞼切開 | 二重のラインを切開してたるんだ皮膚を切除。同じ切開線から眼瞼下垂手術・脂肪の調整も併せて可能 |
| 目尻側のたるみ、印象の変化を少なく | 眉下切開 | 眉の下を切開し、二重のラインと目元を大きく変えない |
| 眉そのものが下がっている(額のしわを伴う) | 内視鏡前額リフト | 額全体を引き上げ、下がった眉の位置そのものを上げる |
| 目を開ける力が弱い | 眼瞼下垂手術 | 目を開ける筋肉の長さを調整し、目を開ける力を補う |
額のしわには、ボトックスと内視鏡前額リフトのどちらが合いますか?
額のしわが表情を作るときだけ現れ、眉の下がりがなければ、額のボツリヌストキシン(ボトックス)注射で改善することが多いです。一方、眉が下がって目を開けるときに額の筋肉を使い続けている場合、額にボトックスを打つと目がさらに重くなることがあります。そのため、下がった眉を上げる内視鏡前額リフトの方が適している場合があります。しわの原因が筋肉の動きなのかたるみなのかを確認してから、方法を決めます。
内視鏡前額リフトと上眼瞼切開は一緒にできますか?
内視鏡前額リフトと上眼瞼切開は一緒に行うことができます。眉の下がりとまぶたの皮膚のたるみは同時にあることが多いです。眉を先に上げると残るまぶたの皮膚の量が変わるため、内視鏡前額リフトで眉の位置を決めてから、必要な分だけまぶたの皮膚を調整することが重要です。2つの手術を一度に行うか分けて行うかは、カウンセリングで決めます。
内視鏡前額リフトとまぶたの手術を一緒に行った46名を分析した研究でも、同時手術で合併症のリスクは高まりませんでした(Hjelm et al., 2019)。
内視鏡前額リフトは傷跡が残りますか?
内視鏡前額リフトは、髪の生え際より内側の頭皮を小さく切開して行います。そのため、切開線が髪に隠れて外からは目立ちにくいことが多いです。切開部位の周囲に一時的に部分的な脱毛が起こることがありますが、一般的に3〜6ヶ月以内に回復が始まります。
内視鏡前額リフトの効果はどのくらい続きますか?
内視鏡前額リフトでは、剥離した組織を引き上げて固定し、その後、組織が新しい位置に定着します。そのため、固定具が吸収された後も効果は長く続く傾向があります。ただし、年齢とともに皮膚と組織の老化は続くため、時間が経つと再びたるみが出ることがあります。持続期間は皮膚の状態と生活習慣によって個人差があります。
前額リフトの長期結果を統合した研究では、平均約21ヶ月後も、眉が外側で3.8mm、中央で3.0mm、内側で2.4mm上がった状態を保っていました(Karanfilian et al., 2026)。
内視鏡前額リフトの手術方法
- 1
切開位置の決定
髪の生え際より内側の頭皮に、小さな切開の位置を決めます。
- 2
内視鏡での剥離
内視鏡で血管と神経を確認しながら、額の組織を剥離します。
- 3
引き上げ・固定
たるんだ額と下がった眉を引き上げ、吸収される固定具で固定します。
- 4
縫合
切開部位を縫合します。抜糸は術後7〜10日に行います。
内視鏡前額リフトのカウンセリングで確認すること
- 眉の位置と下がりの程度
- 目と眉の間の距離
- 額の広さ
- 上顔面・中顔面・下顔面の比率
- 目を開けるときに額の筋肉をどのくらい使うか
- まぶたの皮膚のたるみ
- 目を開ける力
- 額のしわの程度
- 脱毛の有無
内視鏡前額リフトの回復期間
内視鏡前額リフトの後、日常生活への復帰には約7日かかります。腫れと内出血は2〜3日目がもっとも強くなります。
翌日
- 洗顔が可能(切開部位はウェットティッシュで拭く)
- 軽いウォーキングが可能
術後1〜2日
- 頭の包帯を除去
- 包帯の除去後は洗髪が可能(切開部位を避けて洗い、冷風で乾かす)
術後2〜3日
- 腫れ・内出血がもっとも強い時期
術後3〜5日
- 頭を高くして寝てください
術後1週間
- 冷却は7日間(額の感覚が鈍くなっているため凍傷に注意)
術後7〜10日
- 抜糸
術後4週間
- 禁酒・禁煙。激しい運動、水泳、湯船での入浴、サウナ、岩盤浴は4週間避ける
内視鏡前額リフトの副作用と注意点
内視鏡前額リフトの副作用にはどのようなものがありますか?
内視鏡前額リフトの後は、額から頭皮にかけてつっぱり感や感覚の鈍さ、しびれ、かゆみが出ることがあります。これは回復の過程で、数ヶ月かけて徐々に良くなります。切開部位の周囲の部分的な脱毛や、まれに左右差、眉が上がりすぎて驚いたような印象になることがあります。そのため、手術前に眉の位置と上げる量を正確に計画することが重要です。
内視鏡前額リフトの後に脱毛は起こりますか?
内視鏡前額リフトの後、頭皮の切開部位の周囲に部分的な脱毛が起こることがあります。切開と剥離の過程で毛根が一時的に影響を受けるためで、一般的に3〜6ヶ月以内に回復が始まります。洗髪のときに切開部位を強くこすらず、冷風で乾かすことが回復に役立ちます。
内視鏡前額リフトのよくある質問
内視鏡前額リフトの回復期間はどのくらいですか?
内視鏡前額リフトの後、日常生活への復帰には約7日かかります。頭の包帯は術後1〜2日、抜糸は術後7〜10日に行います。腫れと内出血は2〜3日目がもっとも強く、術後7日間の冷却が役立ちます。額の感覚が鈍くなっているため、冷やすときは凍傷に注意が必要です。洗顔は翌日から可能で、切開部位を避けてウェットティッシュで拭き取ります。洗髪は包帯を除去した後から可能です。
内視鏡前額リフトの後に注意することは何ですか?
内視鏡前額リフトの後は、出血のリスクを減らすため、アスピリン系の薬、ビタミンE、マルチビタミンを1週間中止します。炎症と壊死を防ぐため、最低4週間は禁酒・禁煙を守ってください。激しい運動、水泳、サウナ、岩盤浴も4週間避けることをおすすめします。洗髪のときは頭皮の切開部位を避けて洗い、冷風で乾かしてください。
眉下切開と内視鏡前額リフトはどう違いますか?
眉下切開は、眉の下の皮膚を切除して、まぶたのたるみを直接減らす手術です。内視鏡前額リフトは、額全体を引き上げて、下がった眉の位置そのものを高くする手術です。眉の位置は問題なく、まぶたの皮膚だけがたるんでいる場合は、眉下切開が適していることが多いです。眉そのものが下がり、額のしわとまぶたのたるみが同時にある場合は、内視鏡前額リフトが適していることが多いです。上眼瞼切開を併せて行うこともあり、カウンセリングでたるみの原因を確認して決めます。
内視鏡前額リフトの費用はどのように決まりますか?
内視鏡前額リフトの費用は、手術の範囲、上眼瞼切開や眉下切開などの併用の有無、再手術かどうかによって変わります。額と眉の状態によって手術の範囲が変わるため、正確な費用はカウンセリング後にご案内できます。
担当院長

キム・ダハン院長
形成外科専門医ステディ美容外科 代表院長
ステディ美容外科は、韓国ソウル江南(新論峴)にある、目元の手術を重点的に診療するクリニックです。二重整形・二重修正・目の下の脂肪再配置・下眼瞼切開・中高年の目元整形を中心に、形成外科専門医のキム・ダハン院長がカウンセリングから手術・経過確認まで直接担当します。
- 車医科学大学校 医学科 卒業・修士
- CHA Bundang Medical Center 形成外科専門医
- 大韓形成外科学会・大韓美容形成外科学会・大韓形成外科医師会 正会員
参考文献
- Karanfilian T, Zong AM, Delbourgo Patton C, Gupta L, Barmettler A. Long-Term Brow Lift Outcomes: A Systematic Review and Meta-Analysis. Ophthalmic Plast Reconstr Surg. 2026;42(2):138-150. doi:10.1097/IOP.0000000000002989 PMID 40788666
- Hjelm N, Sanan A, Krein H, Heffelfinger RN. Safety of Concurrent Endoscopic Browlift and Blepharoplasty. Facial Plast Surg. 2019;35(5):546-548. doi:10.1055/s-0039-1695724 PMID 31505687
- 대한미용성형외과학회. 미용성형외과학 2. 제2판. 군자출판사; 2023. ISBN 979-11-7068-001-7.(韓国語)