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糸リフト(スレッドリフト)

頬・フェイスライン・ほうれい線のあたりのたるみ

糸リフト 案内モデル画像

糸リフト(スレッドリフト)は、細かな突起(コグ)のある溶ける糸を皮膚の下に入れ、たるんだ組織を引っかけて引き上げ、固定する施術です。

切開せずに、フェイスライン、頬、ほうれい線のあたりのたるみを改善したい場合に検討します。

糸リフトの概要

施術時間
30分前後
麻酔
局所麻酔または静脈麻酔
抜糸
不要
テープ
3日後に除去
腫れ・内出血
1週間
日常生活への復帰
すぐに可能

糸の種類と本数、施術部位によって異なる場合があります。

要点

糸リフトはどのような場合に行いますか?

糸リフトは、切開せずに、フェイスライン、頬、ほうれい線のあたりのたるみを改善したい場合に検討します。たるみが軽い場合は糸リフトで改善することが多いです。施術時間は30分前後で、すぐに日常生活に戻ることが可能です。

糸リフト(スレッドリフト)とはどのような施術ですか?

糸リフトは、細かな突起(コグ)のある溶ける糸を皮膚の下に入れ、たるんだ組織を引っかけて引き上げ、固定する施術です。切開せずに行います。施術の直後から、引き上がった感覚と変化を感じることがあります。腫れが引くにつれて、1〜2ヶ月後にはより自然な状態に近づいていきます。

頬の下側からこめかみの方へ斜めに上がる糸の挿入経路3本(点線)と、たるんだ頬とフェイスラインを上へ引き上げる方向を白い矢印で示した横顔のイラスト
突起のある溶ける糸を皮膚の下に斜めに入れ(点線)、たるんだ頬とフェイスラインを上へ引き上げて固定します。

韓国人39名を対象にした研究で、糸リフト後の満足度は89.7%でした(Kang et al., 2017)。

糸リフトが必要な場合

  • フェイスラインが以前と変わってきて、リフトアップが必要な場合
  • 頬がたるみ、ほうれい線のあたりが深く見える場合
  • フェイスラインがたるみ、二重あごができて輪郭がぼやけた場合
  • 切開せずに短時間でたるみを改善したい場合

糸リフトではどのような糸を使いますか?

糸リフトには、表面に細かな突起(コグ)のある溶ける糸を使います。突起が皮膚の下の組織に引っかかり、たるんだ組織を引き上げて固定します。糸は時間とともに体に吸収されます。持続期間は糸の種類と本数、皮膚の状態によって異なり、以前に入れた糸が吸収される時期に合わせて再び施術することもあります。

吸収される糸(PDO・PCL)を比較した動物実験では、どちらの材料でも施術後12週間にわたり周囲の組織のコラーゲンが増えました(Ha et al., 2022)。

糸リフトの施術方法

  1. 1

    デザイン

    たるんだ部位と程度を見て、糸を入れる方向と本数を決めます。

  2. 2

    麻酔

    局所麻酔または静脈麻酔で行います。

  3. 3

    糸の挿入・固定

    突起のある糸を皮膚の下に入れ、たるんだ組織を上へ引き上げて固定します。

  4. 4

    仕上げ

    施術部位にテープを貼ります。施術は30分前後で終わります。

糸リフトのカウンセリングで確認すること

  • たるんだ部位とたるみの程度(頬・フェイスライン・ほうれい線のあたり)
  • 皮膚の厚さと弾力
  • 顔の脂肪の量とボリューム
  • 以前の糸リフトの時期と残っている糸
  • 必要な糸の種類と本数

糸リフトの回復期間と腫れ

糸リフトは施術後すぐに日常生活が可能で、腫れが引くにつれて、1〜2ヶ月後にはより自然な状態に近づいていきます。7日間の冷却と、3〜5日間頭を高くして寝ることが、腫れを引かせるのに役立ちます。

  1. 翌日

    • 洗顔・軽いシャワーが可能(施術部位は強くこすらない)
    • 傷のある部位を除いてメイクが可能
    • 軽い散歩・ウォーキングが可能
  2. 施術後3日

    • テープを除去
  3. 施術後3〜5日

    • 枕を高くして、頭を心臓より高くする
    • 横向きにならず、仰向けで寝る
  4. 施術後1週間

    • 冷却は7日間
  5. 施術後2週間

    • 施術部位を手でこすったり強く押したりしない
    • 高周波・超音波などの機器によるリフトアップは2週間以降
  6. 施術後4週間

    • 口を大きく開けること、大げさな表情、顔への強いマッサージを避ける
    • 禁酒・禁煙。激しい運動、水泳、湯船での入浴、サウナ、岩盤浴は4週間避ける

糸リフトの副作用と注意点

糸リフトの副作用にはどのようなものがありますか?

糸リフトの後は、一時的に顔のつっぱり感やピリピリした感じ、表情のぎこちなさが出ることがありますが、時間とともに良くなります。糸を入れた部位がえくぼのようにくぼむことがあり、多くは2週間〜1ヶ月以内に良くなります。まれに左右差、糸が透けて見えたり飛び出したりすること、炎症が起こることがあります。口の中から悪臭がしたり黄色い膿が見えたりする場合は、クリニックにご連絡ください。

次のような症状があれば、クリニックにご連絡ください

痛み止めで抑えられない強い痛み、続く出血、熱感、片側だけの強い腫れ、口の中の悪臭や黄色い膿がある場合は、クリニックにご連絡ください。

糸リフトのよくある質問

糸リフトの効果はどのくらい続きますか?

糸リフトは、施術の直後から引き上がった感覚と変化を感じることがあります。腫れが引くにつれて、1〜2ヶ月後にはより自然な状態に近づいていきます。持続期間は糸の種類と本数、皮膚の状態によって異なりますが、1〜2年ほど続くことが多いです。

糸リフトはどのくらいの頻度で受けられますか?

糸リフトは、以前に入れた糸が吸収されて効果が弱まる時期に合わせて、1〜2年の間隔で再び施術することが多いです。短すぎる間隔で繰り返すと、皮膚の下で糸が重なり、でこぼこに感じることがあります。そのため、以前の施術の時期と状態を確認してから計画します。

糸リフトの後、高周波や超音波のリフトアップはいつ受けられますか?

糸リフトの後、高周波・超音波などの機器によるリフトアップは、糸が落ち着いた後の2週間以降に受けることをおすすめします。施術部位の腫れとつっぱり感が落ち着いたことを確認してから行います。

糸リフトとフェイスリフトはどう違いますか?

糸リフトは、切開せずに糸でたるんだ組織を引き上げる施術です。フェイスリフトは、皮膚を切開し、筋膜の層まで剥離してたるんだ組織を再配置し、余った皮膚を調整する手術です。たるみが軽い場合は糸リフトで改善することが多く、たるんだ皮膚が多く皮膚の調整が必要な場合はフェイスリフトを検討します。カウンセリングでたるみの程度を確認して方法を決めます。

糸リフトの費用はどのように決まりますか?

糸リフトの費用は、使用する糸の種類と本数、施術部位によって変わります。たるみの程度によって必要な糸の量が変わるため、正確な費用はカウンセリング後にご案内できます。

担当院長

形成外科専門医 キム・ダハン院長

キム・ダハン院長
形成外科専門医ステディ美容外科 代表院長

ステディ美容外科は、韓国ソウル江南(新論峴)にある、目元の手術を重点的に診療するクリニックです。二重整形・二重修正・目の下の脂肪再配置・下眼瞼切開・中高年の目元整形を中心に、形成外科専門医のキム・ダハン院長がカウンセリングから手術・経過確認まで直接担当します。

  • 車医科学大学校 医学科 卒業・修士
  • CHA Bundang Medical Center 形成外科専門医
  • 大韓形成外科学会・大韓美容形成外科学会・大韓形成外科医師会 正会員

参考文献

  1. Kang SH, et al. Vertical Lifting: A New Optimal Thread Lifting Technique for Asians. Dermatol Surg. 2017;43(10):1263-1270. doi:10.1097/DSS.0000000000001169 PMID 28430736
  2. Ha YI, et al. Histological and molecular biological analysis on the reaction of absorbable thread; Polydioxanone and polycaprolactone in rat model. J Cosmet Dermatol. 2022;21(7):2774-2782. doi:10.1111/jocd.14587 PMID 34847267