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上眼瞼切開(上まぶたのたるみ取り)

まぶたのたるみ・中高年の二重整形

上眼瞼切開 案内モデル画像

上眼瞼切開は、二重のラインに沿って切開し、たるんだ上まぶたの皮膚とゆるんだ筋肉、厚い脂肪を整える手術です。主に、加齢でまぶたがたるんだ場合に行います。

たるんだ皮膚がまつ毛に覆いかぶさって視界が狭く感じる場合や、目が小さく眠そうに見える場合に検討します。

上眼瞼切開の概要

手術時間
1時間〜1時間30分
麻酔
局所麻酔または静脈麻酔
抜糸
術後7日
腫れ・内出血
1〜2週間
日常生活への復帰
1週間
コンタクトレンズ
術後4週間から

併せて行う手術(眼瞼下垂手術・下眼瞼切開など)や個人差により異なる場合があります。

要点

上眼瞼切開はどのような場合に行いますか?

たるんだ上まぶたの皮膚がまつ毛に覆いかぶさって視界が狭く感じる場合や、目が小さく眠そうに見える場合に検討します。二重のラインに沿ってたるんだ皮膚を整え、そこに新しい二重のラインを作ります。わかりやすく言えば、中高年のための二重整形です。目を開ける力が弱い場合は、眼瞼下垂手術を併せて行います。もとの二重のラインを保ちながら目尻側のたるみを整えたい場合は、眉下切開を検討します。

上眼瞼切開とはどのような手術ですか?

上眼瞼切開は、わかりやすく言えば中高年のための二重整形です。ゆるんだまぶたの皮膚と筋肉、厚い脂肪を整え、そこに新しい二重のラインを作ります。たるんだ皮膚がまつ毛に覆いかぶさって視界が狭く感じる場合や、目が小さく眠そうに見える場合に検討します。目を開ける力が弱い場合は、眼瞼下垂手術を併せて行うこともあります。

閉じた目の上に、二重のラインの切開線とその上の皮膚の切開線を赤い線で示し、2本の線の間のたるんだ皮膚を切除する範囲を表した図
下の線が二重のライン、上の線が皮膚の切開線です。2本の線の間のたるんだ皮膚を切除します。

加齢でたるんだ上まぶたの手術では、たるんだ皮膚の矯正が要点です。二重のラインを併せて作ると、たるみの再発を減らすのに役立つという報告があります(Cho, 2013)。

上眼瞼切開が必要な場合

  • たるんだまぶたが黒目にかかり、視界が狭く感じる場合
  • まぶたの皮膚の弾力が全体的に低下し、たるみが強い場合
  • 二重がなく、今回の手術で自然なラインを作りたい場合
  • もとの二重のラインが加齢で三重になったり薄くなったりして、整える必要がある場合
  • まつ毛がたるんだ皮膚に押されて目に当たり、涙がよくたまる場合
  • 皮膚が薄い場合
  • 眼瞼下垂手術など、併せて行う手術が必要な場合

まぶたはなぜたるむのですか?

まぶたのたるみは、主に加齢で皮膚の弾力が低下し、目の周りの筋肉や支持組織がゆるむことで起こります。目を開ける筋肉が弱くなる眼瞼下垂や、眉そのものが下がることが原因になる場合もあります。長期間のコンタクトレンズの使用や、目をこする癖が影響することもあります。

ヨーロッパの成人5,578人を調べた研究では、17.8%にまぶたの皮膚のたるみ(眼瞼皮膚弛緩症)があり、年齢が高いほど多くみられました(Jacobs et al., 2014)。

中高年の二重整形は、一般的な二重整形と何が違いますか?

上眼瞼切開も、二重のラインに沿って切開してラインを作る点は二重整形と同じです。ただし、二重整形に比べて切除する皮膚の量が多くなります。また、中高年のまぶたは皮膚の弾力が低下しています。二重が取れたり、たるんだ皮膚が再びラインにかぶさったりしやすいため、二重が自然な形で落ち着くよう、より丁寧に固定する必要があります。

きつい印象になるのが心配な場合

中高年の方が上眼瞼切開をためらう最大の理由は、術後に印象が強くなる、きつく見えるのではという心配です。皮膚の切除量が多いほど、印象の変化は大きくなります。そのため、たるんだ皮膚を考慮してラインを低く自然に計画したり、固定を弱めて印象の変化を抑えたりする方法を併せて検討します。印象が大きく変わることが予想される場合は、眉下切開や内視鏡前額リフトを検討します。

二重整形について詳しく見る →

上眼瞼切開・眉下切開・内視鏡前額リフト・眼瞼下垂手術は、たるみの原因によって異なります

原因によって、上眼瞼切開、眉下切開、内視鏡前額リフト、眼瞼下垂手術のうち適した手術が異なります。上眼瞼切開と眉下切開を分ける要点は、もとの目元と印象をそのまま保つのか、目元の構造とラインを新しく変えるのかです。

まぶたのたるみの原因別の手術
推奨する手術特徴
二重の形を変える場合上眼瞼切開二重のラインを切開してたるんだ皮膚を切除。同じ切開線から眼瞼下垂手術・脂肪の調整も併せて可能
目尻側のたるみがあり、印象の変化を抑えたい場合眉下切開眉の下を切開し、二重のラインと目元を大きく変えない
眉そのものが下がっている(額のしわを伴う)内視鏡前額リフト額全体を引き上げ、下がった眉の位置そのものを上げる
目を開ける力が弱い眼瞼下垂手術目を開ける筋肉の長さを調整し、目を開ける力を補う

眉下切開が必要な場合

もとの二重のラインがすでに自然で、そのまま残したい場合に検討します。皮膚が厚く、かつ印象の変化を望まない場合も同様です。まぶたの皮膚が厚く上眼瞼切開後に印象がきつく見える可能性が高い場合も検討します。目尻側の皮膚のたるみが強く、ただれる場合も検討します。アジア人女性64人に眉下切開を行った研究でも、もとの二重のラインを保ちたい場合や、目尻側のたるみが主な悩みである場合などが適応として示されています(Kim et al., 2008)。

眉が下がっている場合は内視鏡前額リフトも併せて確認します

まぶたのたるみの原因がまぶたの皮膚ではなく眉そのものの下がりであれば、眉の下の皮膚を切るだけでは解決しないことがあります。内視鏡前額リフトと上眼瞼切開を併せて行う場合、先に眉を上げると残るまぶたの皮膚の量が変わります。そのため、眉の位置を決めてから、必要な分だけまぶたの皮膚を整えることが重要です。

術後に眉が下がって見えることがあります

目を開けるときに額の力を多く使っていた場合、たるんだ皮膚を整えた後に額の力が減り、眉が下がって見えることがあります。上眼瞼切開後の眉の位置の変化を分析した研究をまとめた結果でも、眉の高さは平均1.45mm低くなりました(Liu et al., 2023)。そのため、術前に眉の位置と額の力を併せて確認します。

上眼瞼切開と眉下切開を詳しく比較 →たるみの原因別の手術の選び方(中高年の目元整形) →眉下切開について詳しく見る →内視鏡前額リフトについて詳しく見る →

上眼瞼切開と眼瞼下垂手術を併せて行う場合

額の力で目を開ける癖が長く続いた中高年の方は、たるんだ皮膚を切除する上眼瞼切開だけでは、目の開けにくさが解消しないことがあります。その場合、目が眠そうに見えたままだったり、再びたるんだりすることがあります。中高年では皮膚のたるみと眼瞼下垂が併せてみられる場合が多くあります。そのため、術前に目を開ける力を確認し、必要であれば同じ切開線から眼瞼下垂手術を併せて行います。

40歳以上の韓国人20,941人を分析した研究では、加齢性眼瞼下垂は13.5%にみられ、年齢が上がるほど高くなりました(Kim et al., 2017)。上眼瞼切開を希望する2,530人を診察した研究では、13.7%に本人が気づいていない眼瞼下垂がありました(Eshraghi et al., 2023)。そのため、加齢でたるんだまぶたは、皮膚のたるみと眼瞼下垂を併せて確認して矯正の計画を立てます(Lee et al., 2020)。

眼瞼下垂手術について詳しく見る →

まぶたの脂肪取りは、どのくらい行うべきですか?

上まぶたが厚く腫れぼったく見える原因が脂肪であれば、二重整形や上眼瞼切開の際に適量の脂肪を減らすことができます。ただし、取りすぎると将来、上まぶたがくぼんで見えることがあります。そのため、厚みの原因が脂肪なのか皮膚や筋肉なのかを先に見分け、必要な分だけ整えます。

加齢でたるんだ上まぶたの手術では、くぼみを防ぐために眼窩脂肪を残すことが重要だという報告があります(Park, 2015)。すでに上まぶたがくぼんでいる場合は、上眼瞼切開と併せて上眼瞼脂肪注入を検討することもあります。

くぼみ目について詳しく見る →

上眼瞼切開の手術方法

  1. 1

    デザイン

    たるんだまぶたの状態を分析し、切開線と皮膚の切除量を決めます。

  2. 2

    皮膚・脂肪の調整

    二重のラインに沿って切開し、ゆるんだ皮膚と筋肉、厚い脂肪を必要な分だけ整えます。

  3. 3

    ラインの固定

    新しい二重のラインを作ります。たるんだ皮膚を考慮して、低く自然なラインで計画する場合が多くあります。目を開ける力が弱い場合は、同じ切開線から眼瞼下垂手術を併せて行います。

  4. 4

    縫合

    切開線を縫合し、術後7日に抜糸します。

上眼瞼切開のカウンセリングで確認すること

次の項目を併せて確認せずに一律に決めた手術では、満足のいく結果につながりにくくなります。

  • まぶたの皮膚の厚さとたるみの程度
  • 目と眉の間の距離
  • 目を開けるときに額の筋肉をどのくらい使っているか
  • 目を開ける力(眼瞼下垂の有無)
  • 目尻側のたるみの程度
  • 上まぶたの脂肪の量とくぼみの有無
  • 二重のご希望と、印象の変化についてのお考え

上眼瞼切開の回復期間

上眼瞼切開後の日常生活への復帰には、通常1週間ほどかかります。抜糸は術後7日に行います。大きな腫れが引く時期は、4〜6週間ほどと見込んでいます。

  1. 術後2〜3日

    • 腫れ・内出血のピーク
  2. 術後3〜5日

    • 頭を高くしてお休みください
    • 冷却は7日間
  3. 術後7日

    • 抜糸
    • 抜糸の翌日から軽い洗顔
  4. 術後4週間

    • 縫合部位のメイク・コンタクトレンズが可能
    • 禁酒・禁煙、サウナ・激しい運動は最低4週間
  5. 術後4〜6週間

    • 大きな腫れが引く時期

傷のない部位のメイクは、術後3日から可能です。

上眼瞼切開の副作用と注意点

上眼瞼切開の副作用にはどのようなものがありますか?

上眼瞼切開後は、一時的な腫れ、内出血、目が完全に閉じない感じ、乾燥感のほか、まれに左右差、ラインが高く見える・幅が広く見える、傷跡、皮膚の切除しすぎによる目の閉じにくさが生じることがあります。初期の症状は腫れが引くにつれて良くなる場合が多くありますが、続く場合は追加の修正が必要になることがあります。術前に皮膚の切除量を正確に計画することが重要です。

上眼瞼切開の後に上まぶたがくぼむことはありますか?

二重整形や上眼瞼切開で脂肪を多く取った場合、時間がたってから上まぶたのくぼみが現れることがあります。そのため、厚みの原因が脂肪なのか皮膚や筋肉なのかを先に見分け、必要な分だけ整えます。

上眼瞼切開のよくある質問

上眼瞼切開後の回復期間はどのくらいですか?

上眼瞼切開後の日常生活への復帰には、通常1週間ほどかかります。抜糸は術後7日に行います。腫れと内出血のピークは2〜3日目で、大きな腫れが引く時期は4〜6週間ほどと見込んでいます。洗顔は抜糸の翌日から、縫合部位のメイクとコンタクトレンズは4週間後から可能です。飲酒・喫煙、サウナ、激しい運動も4週間は避けることをお勧めします。

まぶたのたるみは運動やマッサージで良くなりますか?

まぶたのたるみは、運動やマッサージでは改善しにくいものです。伸びた皮膚とゆるんだ組織は、運動では縮みません。目の周りを頻繁にこすると、かえって皮膚への刺激になることがあります。たるみが視界を遮る場合や目が眠そうに見える場合は、原因を確認して手術による矯正を検討します。

上眼瞼切開と下眼瞼切開は同時に受けられますか?

上眼瞼切開と下眼瞼切開は併せて行うことができます。上まぶたのたるみと目の下の脂肪・たるみの両方がある場合、一度に手術すると回復期間を1回にまとめられます。ただし、手術時間が長くなり、腫れが大きくなることがあります。健康状態と目の状態を確認したうえで、同時に行うか分けて行うかを決めます。

内視鏡前額リフトと上眼瞼切開は同時に受けられますか?

内視鏡前額リフトと上眼瞼切開は併せて行うことができます。眉の下がりとまぶたの皮膚のたるみは併せてみられる場合が多くあります。先に眉を上げると残るまぶたの皮膚の量が変わるため、内視鏡前額リフトで眉の位置を決めてから、必要な分だけまぶたの皮膚を整えることが重要です。2つの手術を一度に行うか分けて行うかは、カウンセリングで決めます。

上眼瞼切開の費用はどのように決まりますか?

上眼瞼切開の費用は、皮膚の切除範囲、脂肪の調整や眼瞼下垂手術など併せて行う手術の有無、再手術かどうかによって異なります。まぶたの状態によって手術範囲に差があるため、正確な費用はカウンセリング後にご案内します。

担当院長

形成外科専門医 キム・ダハン院長

キム・ダハン院長
形成外科専門医ステディ美容外科 代表院長

ステディ美容外科は、韓国ソウル江南(新論峴)にある、目元の手術を重点的に診療するクリニックです。二重整形・二重修正・目の下の脂肪再配置・下眼瞼切開・中高年の目元整形を中心に、形成外科専門医のキム・ダハン院長がカウンセリングから手術・経過確認まで直接担当します。

  • 車医科学大学校 医学科 卒業・修士
  • CHA Bundang Medical Center 形成外科専門医
  • 大韓形成外科学会・大韓美容形成外科学会・大韓形成外科医師会 正会員

参考文献

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