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下眼瞼切開(目の下のたるみ取り)

目の下のしわ・目の下のたるみ・中顔面リフト

下眼瞼切開 案内モデル画像

下眼瞼切開は、まつ毛のすぐ下の皮膚を切開する手術です。ふくらんだ目の下の脂肪を再配置または調整し、ゆるんだ皮膚と筋肉を引き上げて、余った皮膚を切除します。

目の下の脂肪のふくらみに加えて、皮膚のたるみや小じわがある場合に主に検討します。

下眼瞼切開の概要

手術時間
1時間〜1時間30分
麻酔
静脈麻酔または局所麻酔
圧迫用テープ
術後2日で除去
抜糸
術後7日前後
腫れ・内出血
1〜2週間
日常生活への復帰
1週間

併せて行う手術(脂肪注入・中顔面リフトなど)や個人差により異なる場合があります。

要点

下眼瞼切開はどのような場合に行いますか?

脂肪のふくらみに加えて皮膚のたるみと小じわがある場合、脂肪の位置を矯正するだけでは十分でないことがあるため、下眼瞼切開をお勧めします。主に50代以上に多くみられますが、40代でも皮膚のたるみが強ければ必要になることがあります。重要なのは年齢ではなく、現在の目の下の解剖学的な変化です。

下眼瞼切開とはどのような手術ですか?

下眼瞼切開では、まつ毛のすぐ下の皮膚を切開し、脂肪を再配置または調整します。ゆるんだ皮膚を必要な分だけ切除し、ゆるんだ眼輪筋を骨膜に固定します。皮膚を切除する手術であるため、まぶたの位置と支持構造を併せて考慮し、必要な分の皮膚だけを切除します。

下眼瞼切開の切開位置:まつ毛のすぐ下の皮膚の切開線
まつ毛のすぐ下の皮膚を切開します。

目の下のしわ・たるみで下眼瞼切開が必要な場合

脂肪のふくらみに加えて皮膚がゆるんでいる場合:下眼瞼切開

脂肪のふくらみに加えて皮膚のたるみと小じわがある場合、脂肪の位置を矯正するだけでは十分でないことがあるため、下眼瞼切開をお勧めします。主に50代以上に多くみられますが、40代でも皮膚のたるみが強ければ必要になることがあります。

脂肪の量に比べて目の下の溝のくぼみが深い場合:下眼瞼切開と脂肪注入

脂肪が多くないのに目の下の溝が深い場合、脂肪を過度に再配置すると、かえってくぼみが目立って見えることがあります。この場合は、下眼瞼切開を行いながら適量の脂肪だけを再配置して境界をやわらげます。足りないボリュームは、脂肪注入で補う方法をお勧めします。

中顔面までくぼみ、たるんでいる場合:中顔面リフトを併せて

目の下の脂肪のふくらみに加えて、頬前面の広いくぼみや深いほうれい線など、中顔面のボリューム減少とたるみがある場合は、脂肪の再配置だけでは解決が難しいことがあります。この場合、下眼瞼切開に中顔面リフト(SOOF lift)と脂肪注入を併せて検討します。目の下の問題は中顔面とつながっているためです。

下眼瞼切開と目の下の脂肪再配置は何が違いますか?

目の下の脂肪再配置は、まぶたの裏側の結膜からアプローチし、ふくらんだ目の下の脂肪をくぼんだ目の下の溝へ移す手術です。下眼瞼切開は、まつ毛の下の皮膚を切開して脂肪を再配置しながら、ゆるんだ皮膚まで併せて整える手術です。2つの手術は、年齢よりも皮膚のたるみと弾力の程度を見て決めます。

目の下の脂肪再配置について詳しく見る →目の下の脂肪再配置と下眼瞼切開を詳しく比較 →

中顔面リフト(ミッドフェイスリフト)を併せて行う場合

下眼瞼切開は、目の下のゆるんだ皮膚とふくらんだ脂肪を整える手術です。中顔面リフトは、その下の頬前面のたるんだ組織を引き上げる手術です。ステディ美容外科では中顔面リフトを下眼瞼切開の切開線から行うため、下眼瞼切開に追加する形で行います。追加するかどうかは、頬前面のたるみの程度と眼瞼外反(下まぶたが外側にめくれた状態)の程度を見て決めます。

中顔面リフトとはどのような手術ですか?

中顔面リフト(ミッドフェイスリフト)は、目の下から頬前面まで続く中顔面のたるんだ組織を引き上げて固定する手術です。ステディ美容外科では、下眼瞼切開の切開線から骨膜と眼輪筋の下の脂肪層(SOOF)の間を剥離し、たるんだ組織を引き上げて縫合糸で固定します。下眼瞼切開に追加して行う手術です。

中顔面リフトはどのような場合に行いますか?

中顔面リフトは、加齢で頬前面が下がって頬前面のくぼみが強い場合や、頬前面のたるみでほうれい線が深くなった場合に検討します。下眼瞼切開だけでは、目の下の皮膚と脂肪は整いますが、たるんだ頬前面は上がりません。そのため、中顔面のたるみが併せてある場合は中顔面リフトを加え、目の下から頬前面まで続くラインをなめらかに整えます。また、眼瞼外反がある場合や生じるリスクが高い場合に、予防的に行うこともあります。

中顔面リフト後の回復期間と傷跡はどうですか?

中顔面リフトは下眼瞼切開の切開線から行うため、下眼瞼切開の切開線のほかに傷跡は残りません。回復の経過は下眼瞼切開と同じです。日常生活への復帰には通常1週間ほどかかり、目の下の圧迫用テープは術後2日で外し、抜糸は術後7日前後に行います。腫れと内出血のピークは2〜3日目です。コンタクトレンズとサウナ、激しい運動は4週間後からをお勧めします。

眼瞼外反(下まぶたが外側にめくれた状態)はどのように予防しますか?

眼瞼外反は、下まぶたが外側にめくれて下がる状態で、下まぶたの弾力と関係があります。弾力の弱いまぶたで皮膚を切除すると起こりやすいため、下眼瞼切開の前に下まぶたの弾力を検査します。

下まぶたの弾力の検査:戻りを見る検査(Snap-back test)と引き離し検査(Lid distraction test)
下まぶたの弾力の検査:戻りを見る検査(左)と引き離し検査(右)
  • 戻りを見る検査(Snap-back test):下まぶたを下に引いて離したときに、元の位置に戻る程度を見ます
  • 引き離し検査(Lid distraction test):下まぶたを前に引いて、目から離れる程度を見ます

下眼瞼切開の後に眼瞼外反はなぜ起こるのですか?

下眼瞼切開後の眼瞼外反は、皮膚を多く切除した場合や下まぶたの弾力が弱い場合に、腫れや傷跡が下まぶたを下に引っ張ることで起こることがあります。初期の軽い外反は腫れが引くにつれて良くなる場合が多くありますが、続く場合は外眼角の固定や、皮膚を補う修正が必要になることがあります。これを予防するため、術前にまぶたの弾力を確認し、必要に応じて眼輪筋の吊り上げ、中顔面リフト、外眼角の固定を術前の計画のもとで併せて行います。

下眼瞼切開の手術方法

まつ毛のすぐ下を切開して脂肪を整え、余った皮膚を切除してから縫合します。

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    皮膚の切開

    まつ毛のすぐ下の皮膚を切開します。

  2. 2

    層ごとの剥離

    皮膚の下の層と筋肉(眼輪筋)の下の層を、層ごとに剥離します。

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    眼窩隔膜の前・骨膜の前の剥離

    脂肪を移すスペースを作ります。

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    脂肪の再配置

    ふくらんだ脂肪を、下のくぼんだ部位へ再配置します。必要な場合は一部の脂肪を取り除きます。

  5. 5

    併せて行う手術

    必要な場合は、眼輪筋の吊り上げ、中顔面リフト、外眼角の固定を併せて行います。

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    皮膚の切除

    余った皮膚を必要な分だけ切除します。

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    皮膚の縫合

    切開した皮膚を縫合します。

下眼瞼切開のカウンセリングでは何を確認しますか?

重要なのは年齢ではなく、現在の目の下の解剖学的な変化です。カウンセリングでは次の内容を併せて確認してから方法を決めます。

  • 目の下の脂肪のふくらみの程度
  • 目の下の溝の深さ
  • 皮膚の量と厚さ、弾力
  • まぶたのたるみやゆるみの程度
  • まぶたと頬の境界
  • 中顔面のボリュームとたるみ
  • 左右差
  • これまでに受けた目の周りの手術の有無
  • 顔のほかの部位のくぼみとたるみ

下眼瞼切開の回復期間と傷跡

下眼瞼切開後の日常生活への復帰には、通常1週間ほどかかります。腫れと内出血のピークは2〜3日目です。コンタクトレンズとサウナ、激しい運動は4週間後からをお勧めします。

  1. 術後2日

    • 目の下の圧迫用テープを除去
    • 再出血の予防のため2〜3日は安静に
  2. 術後2〜3日

    • 腫れ・内出血のピーク
  3. 術後3〜5日

    • 頭を高くしてお休みください
    • 冷却は7日間
  4. 抜糸前

    • 目の下と頬前面を除いた部位のみ洗顔
  5. 術後7日前後

    • 抜糸
    • 翌日から軽い洗顔・メイクが可能
  6. 術後4週間

    • コンタクトレンズが可能
    • 禁酒・禁煙、サウナ・激しい運動は4週間後から

下眼瞼切開は傷跡が残りますか?

下眼瞼切開は皮膚を切開するため傷跡が残りますが、切開線をまつ毛のすぐ下に置くため、回復後は目立ちにくい場合が多くあります。術後初期は赤みが出ることがあり、数ヶ月かけて徐々に薄くなります。傷跡の残り方は、肌質や体質、術後のケアによって異なります。

下眼瞼切開の副作用と注意点

下眼瞼切開の副作用にはどのようなものがありますか?

下眼瞼切開後は、一時的な腫れ、内出血、涙が出やすい状態、異物感のほか、まれに下まぶたが下がったりめくれたりする眼瞼外反、目の下のくぼみ、左右差、傷跡が生じることがあります。一時的な症状の多くは1〜6ヶ月の間に良くなりますが、症状が続く場合は追加の処置や再手術が必要になることがあります。

下眼瞼切開の後に目の下がくぼむのはなぜですか?

下眼瞼切開後の目の下のくぼみは、主に目の下の脂肪を多く取った場合や、脂肪を過度に再配置した場合に起こることがあります。これを減らすため、術前の綿密な計画と適量の再配置が重要です。すでにくぼみが生じている場合は、脂肪注入などでボリュームを補う方法を検討します。

下眼瞼切開の再手術はいつ必要ですか?

下眼瞼切開の再手術は、目の下のくぼみが生じた場合や脂肪のふくらみが残った場合、下まぶたが下がったりめくれたりした場合、傷跡が目立つ場合に検討します。再手術は通常、組織が落ち着く6ヶ月以降に行います。前回の手術で残った皮膚の量と組織の状態によって方法が変わるため、正確な診断が重要です。まぶたがめくれるなど機能の問題がある場合は、時期にかかわらず先に受診されることをお勧めします。

下眼瞼切開のよくある質問

下眼瞼切開の手術時間と麻酔方法を教えてください。

下眼瞼切開の手術時間は通常1時間〜1時間30分で、麻酔は静脈麻酔と局所麻酔のどちらも可能です。脂肪注入やほかの手術を併せて行うと時間が長くなります。麻酔方法は、健康状態と手術範囲を確認してカウンセリングで決めます。

下眼瞼切開で目の下のしわも良くなりますか?

下眼瞼切開はゆるんだ皮膚を引き上げて切除するため、皮膚のたるみでできた目の下のしわは改善する場合が多くあります。ただし、笑ったときにできる表情じわや、肌のきめそのものの小じわは、手術で完全にはなくならないことがあります。そのため、ボツリヌストキシン(ボトックス)や肌の施術を併せて検討することもあります。

下眼瞼切開の効果はどのくらい持続しますか?

下眼瞼切開の効果は長く持続するほうです。ふくらんだ脂肪を再配置して余った皮膚を切除するため、術前の状態に戻ることはまれです。ただし、年齢とともに皮膚の弾力は低下し続けるため、時間がたつと再びたるみが生じることがあります。持続期間は肌の状態と生活習慣によって個人差があります。

上眼瞼切開と下眼瞼切開は同時に受けられますか?

上眼瞼切開と下眼瞼切開は併せて行うことができます。上まぶたのたるみと目の下の脂肪・たるみの両方がある場合、一度に手術すると回復期間を1回にまとめられます。ただし、手術時間が長くなり、腫れが大きくなることがあります。健康状態と目の状態を確認したうえで、同時に行うか分けて行うかを決めます。

下眼瞼切開の費用はどのように決まりますか?

下眼瞼切開の費用は、脂肪の再配置や脂肪注入を併せて行うかどうか、皮膚の切除範囲、中顔面リフトや外眼角の固定などの追加の修正の有無によって異なります。目の下の状態によって手術範囲の差が大きいため、正確な費用はカウンセリング後にご案内します。

中顔面リフトの費用はどのように決まりますか?

中顔面リフトは下眼瞼切開に追加する手術で、費用は下眼瞼切開の手術範囲と、脂肪の再配置や脂肪注入など併せて行う手術の有無によって異なります。正確な費用はカウンセリング後にご案内します。

担当院長

形成外科専門医 キム・ダハン院長

キム・ダハン院長
形成外科専門医ステディ美容外科 代表院長

ステディ美容外科は、韓国ソウル江南(新論峴)にある、目元の手術を重点的に診療するクリニックです。二重整形・二重修正・目の下の脂肪再配置・下眼瞼切開・中高年の目元整形を中心に、形成外科専門医のキム・ダハン院長がカウンセリングから手術・経過確認まで直接担当します。

  • 車医科学大学校 医学科 卒業・修士
  • CHA Bundang Medical Center 形成外科専門医
  • 大韓形成外科学会・大韓美容形成外科学会・大韓形成外科医師会 正会員

参考文献

  1. Atiyeh B, Chrabieh E, Makkawi K, Beaineh P, Issa O, Emsieh S. Transconjunctival or Transcutaneous Approach for Fat-preserving Lower Lid Blepharoplasty? Plast Reconstr Surg Glob Open. 2025;13(12):e7345. doi:10.1097/GOX.0000000000007345 PMID 41415593
  2. Gimenez AR, Rohrich R, Borab Z, et al. Safety and Complications in Lower Eyelid Blepharoplasty: A Systematic Review. Plast Reconstr Surg Glob Open. 2025;13(9):e7102. doi:10.1097/GOX.0000000000007102 PMID 40995580
  3. 박대환, 백봉수, Nahai F. 안성형외과학. 제3판. 군자출판사; 2009. ISBN 978-89-6278-139-7.(韓国語)
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