FAQ
目の下の脂肪再配置のよくある質問
目の下の脂肪再配置は、経結膜脱脂(目の下の脂肪取り)と何が違いますか?
経結膜脱脂(目の下の脂肪取り)は、ふくらんだ目の下の脂肪を取り除く手術です。目の下の脂肪再配置(裏ハムラ法・クマ取り)は、その脂肪を取り除かず、下のくぼんだ部分(目の下の溝)に移して広げる手術です。脂肪を多く取り除くと、時間が経って目の下がくぼんで見えることがあります。そのため、併せて見られる目の下の溝のくぼみに対応するために、再配置を検討することが多くあります。
目の下の脂肪再配置の回復期間は、どのくらいかかりますか?
日常生活への復帰は、抜糸がない場合は数日以内、抜糸がある場合は1週間後に可能なことが多いです。目の下の圧迫用テープは、手術の2日後に外します。抜糸がない場合は、3日後から水での洗顔、7日後から洗顔料を使った洗顔が可能です。抜糸がある場合は、7日後の抜糸の後に洗顔が可能です。手術部位を除くメイクは、3日後から可能です。コンタクトレンズの装用、サウナ、激しい運動は4週間後からをおすすめします。回復の速さは、手術範囲や個人によって異なります。
目の下のクマが脂肪によるものかどうかは、どうすればわかりますか?
目の下がふくらんでその下に影ができ、目の下の皮膚を軽く引っ張ると影が薄くなる場合は、脂肪による黒クマ(影クマ)の可能性が高いです。疲れていない日でもいつも影があるように見えるとよく言われる場合も、脂肪によるクマであることが多くあります。色素によるクマは、皮膚そのものが茶色や青みを帯び、引っ張っても色が残る場合が多くあります。正確な診断は、直接のカウンセリングで確認されることをお勧めします。
目の下の脂肪再配置の費用はどのように決まりますか?
目の下の脂肪再配置の費用は、脂肪のふくらみの程度と矯正の範囲、脂肪注入を併せて行うかどうかによって異なります。同じ手術でも目の下の状態によって手術範囲が変わることがあるため、正確な費用はカウンセリング後にご案内します。
目の下の脂肪再配置の後、腫れと内出血はどのくらい続きますか?
目の下の脂肪再配置後の腫れと内出血は、通常1〜2週間で目に見えて落ち着きます。ピークは術後2〜3日目で、その後は徐々に減っていきます。初期には涙や目やにが増えたり、視界が一時的にかすんだりすることがあります。術後7日間の冷却、3〜5日間頭を高くして寝ること、2〜3日間の安静、4週間の禁酒・禁煙が回復に役立ちます。個人差があります。
目の下の脂肪再配置と脂肪注入を一緒に行うこともありますか?
目の下の脂肪再配置と脂肪注入は、一緒に行うこともあります。移動できる目の下の脂肪が少ない場合や、頬前面や目の下の溝のくぼみが広い場合は、再配置だけではボリュームが足りないことがあります。その場合は脂肪注入を加えます。眼窩脂肪のふくらみが十分にある場合は、再配置だけで行うことが多いです。脂肪の量とくぼみの程度を見て、カウンセリングで決めます。
目の下の脂肪再配置の後に起こりうる副作用には、どのようなものがありますか?
手術の後には、一時的な腫れ、内出血、異物感が出ることがあります。そのほか、まれに左右差、脂肪のかたまり(しこり)、くぼみやふくらみの残り、眼瞼外反(下まぶたが外側にめくれる状態)、複視(物が二重に見える状態)などが生じることがあります。起こる可能性は、目の下の状態や手術方法によって異なります。手術前の十分なカウンセリングと術後の経過確認が大切です。
目の下の脂肪再配置は傷跡が残りますか?
目の下の脂肪再配置は、下まぶたの裏側の結膜からアプローチする経結膜の方法で行うため、皮膚側に切開線はありません。結膜の切開部位は溶ける糸で縫合するので、抜糸は不要です。固定用の糸を皮膚の外に出す方法の場合のみ、目の下の皮膚に出た糸を7日前後に取り除きます。ただし、皮膚のたるみが強く皮膚も併せて整える必要がある場合は、下眼瞼切開を検討します。
目の下の脂肪再配置の手術時間と麻酔方法を教えてください。
目の下の脂肪再配置は、通常、静脈麻酔で行い、手術時間は約1時間です。脂肪注入を一緒に行う場合や矯正範囲が広い場合は、さらに時間がかかることがあります。麻酔方法は、健康状態と手術範囲を確認してカウンセリングで決めます。
目の下の脂肪再配置の後、再手術が必要になることはありますか?
再手術が必要になることはまれです。脂肪の移動が足りずふくらみが残った場合や、逆に移動しすぎてくぼみが出た場合に検討することがあります。再手術は通常、組織が安定する6ヶ月以降に行います。こうしたケースを減らすため、手術前に脂肪の量と頬前面のくぼみの状態を考慮して計画することが大切です。
目の下の脂肪再配置の後、抜糸はありますか?
移動した脂肪を目の内側の組織に固定するため、通常は外から見える糸がなく、抜糸の必要はありません。結膜の切開部位は溶ける糸で縫合するか、縫合しません。
目の下の脂肪再配置で行う眼窩隔膜の補強とは何ですか?
眼窩隔膜の補強は、移動した脂肪を固定した後、脂肪の手前にある眼窩隔膜をもう一度固定して脂肪を支える手術法です。ゆるんだ隔膜を補強し、脂肪が再び前に押し出される再発を減らすことを目的としています。隔膜の弱さと脂肪のふくらみの程度を見て、再配置と一緒に行うかどうかを決めます。
目の下の脂肪再配置の効果は、どのくらい続きますか?
目の下の脂肪再配置の効果は、長く続く傾向があります。手術中に目の下の靭帯を剥離し、その部分を脂肪で埋めるため、年齢を重ねても手術前のような濃い影が再び出ることは少ないです。ただし、加齢で皮膚がたるんだり脂肪の量が変わったりすると、追加の手術が必要になることがあります。個人差もあります。
タレ目形成の後に目の下の脂肪再配置(裏ハムラ法・クマ取り)を受けてもよいですか?
タレ目形成の後でも目の下の脂肪再配置は可能です。ただし、どちらの手術も下まぶたを扱うため、以前のタレ目形成の方法によっては、開いた部分が一部戻ることがあります。まだタレ目形成を受けていない場合は、目の下の脂肪再配置と同時に行うことも可能です。
目の下の脂肪再配置と下眼瞼切開は、どう違いますか?
目の下の脂肪再配置は、まぶたの裏側の結膜からアプローチし、ふくらんだ目の下の脂肪をくぼんだ目の下の溝に移す手術です。下眼瞼切開は、まつ毛の下の皮膚を切開して脂肪を再配置し、たるんだ皮膚も一緒に整える手術です。皮膚のたるみが少なく脂肪のふくらみが主な問題であれば目の下の脂肪再配置を、皮膚がたるんでしわが多ければ下眼瞼切開を検討することが多いです。どちらの手術にするかは、年齢よりも皮膚のたるみと弾力の程度を見て決めます。
目の下がくぼんでいる場合でも目の下の脂肪再配置はできますか?
目の下がくぼんでいる場合でも目の下の脂肪再配置は可能ですが、目の下の脂肪が少ない場合やくぼみが強い場合は、別の手術が必要になることがあります。目の下と頬前面の境界、頬骨の大きさ、頬前面の脂肪の量などによって、脂肪の再配置、眼窩隔膜の補強、中顔面リフト、脂肪注入などを計画します。形成外科専門医との詳しいカウンセリングで、まず原因を確認することをお勧めします。
目の下のヒアルロン酸と目の下の脂肪再配置は、どう違いますか?
目の下のヒアルロン酸は、くぼんだ目の下の溝にヒアルロン酸を注入し、凹凸をやわらげる施術です。目の下の脂肪再配置は、ふくらんだ目の下の脂肪をくぼんだ部分に移し、ふくらみとくぼみを一緒に矯正する手術です。目の下の脂肪がほとんどなく、くぼみだけが軽い場合はヒアルロン酸を検討できます。ただし、脂肪がふくらんだ状態でヒアルロン酸を入れると、境目が目立ったままになることがあります。
目の下の脂肪のふくらみは、なぜできるのですか?
目の下の脂肪のふくらみは、眼球を包む眼窩脂肪が、それを支える眼窩隔膜が弱くなることで前に押し出され、ふくらんで見えるものです。加齢で隔膜と皮膚がゆるんで起こることが多くあります。ただし、遺伝的に隔膜が弱い場合や脂肪が多い場合は、20代でも起こることがあります。太ってついた脂肪ではないため、体重を減らしてもあまり小さくなりません。
目の下の脂肪のふくらみは、マッサージやクリームでなくせますか?
目の下の脂肪のふくらみを、マッサージやクリームでなくすことは難しいです。弱くなった眼窩隔膜の間から眼窩脂肪が押し出された構造的な問題であるためです。マッサージやクリームは一時的にむくみを減らして見せることはあっても、ふくらんだ脂肪の位置を変えることはできません。目元を強くこすると皮膚を刺激することがあるため、注意が必要です。
クマはすべて手術で良くなりますか?
クマは原因によって治療方法が異なり、すべてが手術で良くなるわけではありません。目の下の脂肪がふくらんで影ができるタイプ(黒クマ)は、目の下の脂肪再配置で改善することが多くあります。皮膚の色素が原因のタイプ(茶クマ)や、薄い皮膚から血管が透けて見えるタイプ(青クマ)は、レーザーや肌の治療を検討します。複数の原因が混ざっていることも多いため、カウンセリングでまず原因を確認します。
目の下の脂肪再配置の後、目の下にしわができることはありますか?
手術で新しくしわができるというより、もともとあった小じわや皮膚の弾力の低下が、ふくらみがなくなることでより目立つ場合があります。ふくらんだ脂肪でピンと張っていた皮膚がゆるんで見えるものです。皮膚のたるみが多い場合は、下眼瞼切開を検討します。
目の下の脂肪再配置の後、涙袋はなくなりますか?
目の下の脂肪再配置は、涙袋(眼輪筋)より深い部分の脂肪を扱う手術のため、涙袋そのものをなくすものではありません。ただし、手術の初期は腫れで涙袋がぼやけて見えることがあります。回復後は、ふくらんだ脂肪に隠れていた境目がはっきりし、涙袋がより目立って見える場合が多くあります。涙袋をさらに希望する場合は、腫れが引いた1ヶ月以降に涙袋のヒアルロン酸を検討できます。
目の下の脂肪再配置の後、目の下が硬かったりでこぼこしたりしますが、正常ですか?
目の下が硬い、または少しでこぼこして感じられるのは、回復の過程でよく見られる症状です。移動した脂肪と周囲の組織がくっつくことで、一時的に硬くなるものです。通常は3〜6ヶ月かけてやわらかくなります。不快なほど症状が強い場合や、痛み、赤みがある場合は、クリニックで確認を受けることをおすすめします。
男性の目の下の脂肪再配置はどう違いますか?
男性の目の下の脂肪再配置は、疲れて見える印象を整えることに重点を置きます。手術方法そのものは女性と同じです。男性は皮膚が厚く目の下の脂肪が多い場合が多いため、脂肪の量を十分に調整します。涙袋が目立ちすぎないよう、自然な目の下のラインを目指します。
目の下の脂肪再配置の後、飲酒・喫煙と運動はいつから可能ですか?
目の下の脂肪再配置後、飲酒と喫煙は最低4週間避けることをお勧めします。飲酒は腫れと内出血を長引かせ、喫煙は血行を低下させて傷の回復を遅らせ、炎症のリスクを高めることがあります。水泳、サウナ、激しい運動も4週間は避けることをお勧めします。軽い散歩は術後翌日から可能です。